PLUTO って?

PLUTO は、多臓器・多疾病を対象とした統合型の汎用性の高いコンピュータ支援画像診断システムです。 本ソフトウェアは、文部科学省科学研究費特定領域研究「多次元医用画像の知的診断支援」におけるプロジェクトのひとつとして開発されています。

PLUTOの特徴は?

PLUTO には以下のような特長があります。

拡張性を重視した基本設計
PLUTO は、拡張性を考え基本的なデータ管理機能も含めて、全てプラグインの形で実現しています。プラグイン形式を採用することで、高汎用な統合型 CAD システムの開発が可能となっています。 また、通常の医用画像処理ワークステーションが備えるような断面像表示、ボリュームレンダリング表示および各種 3 次元フィルタなどは基本プラグインとして、あらかじめ提供されています。
機能拡張できるプラグイン
PLUTO は、新たな臓器や疾病に対する処理機能を拡張できるプラグインが扱えます。 プラグインは拡張子が .DLL のファイルで、簡単にインストールできます。 プラグイン作成に関するドキュメントは公開されているので、必要な機能のプラグインを自分で作成することができます。 例えば、肝臓プラグインを作成することで肝臓を抽出したり、DICOM プラグインを使って DICOM 形式のファイルを読み込んだり、さらには診断レポートプラグインを作成して診断レポートを書き出したりできます。 読み込んだ画像や抽出した領域は、基本機能である断層像表示やボリュームレンダリング表示を使って、即時に観察することができます。 もちろん、新たな表示方法をプラグインとして追加することも可能です。
スクリプト言語によるプラグイン実行の柔軟なカスタマイズ
PLUTO は、各種フィルタプラグインを自動実行するスクリプトエンジンを搭載しています。 このスクリプトエンジンは、単なるプラグインの実行順序を制御するだけでなく、プラグイン実行に必要なパラメータも制御することができます。 新たな診断ロジックの開発や、同タスクの繰り返しが必要な診断を強力にサポートします。

また PLUTO があらかじめ備えている基本プラグインは以下のような特徴があります。

見やすい色分け表示
PLUTO では、断面像やボリュームレンダリング像において、6 万以上の領域を異なった色で着色できます。 領域に割り当てる色は、GUI 上にて簡単に設定することができます。
ハードウェアアクセラレーションへの対応
PLUTO の標準機能である断層像表示は、ハードウェアアクセラレーションに対応しています。 これにより、複数データの重ね合わせ観察時やカラーテーブル変更時の CPU 負荷を軽減することができ、一般的に CPU 負荷が大きい医用画像診断支援システムのトータルパフォーマンスが向上します。